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I cannot part with you

第17章 それは・・・蜘蛛の糸のように


彼女はまだ不安なのか表情は暗い


話し終わった所で俯いていた顔をあげて周りを見た彼女が


ガタガタと震えだした


「どうした?るぅ大丈夫か?」


彼女の顔から血の気が引いていくのがわかった


「部屋に行って休もうか・・おいで。」


そう言うと彼女は無言で頷いた


リビングでは奴らが話し合っていた


俺はるぅの部屋に入り彼女をベットに寝かせた


「・・・ハルさん・・・三嶋君・・大丈夫かな・・・。」


「あぁ、きっと大丈夫だ。帰りに話してたんだろ?」


「うん・・・・でもどんな怪我をしたか見てないし・・・。」


「とりあえず今日は休め。」


「・・・うん。」


「じゃあ、おやすみ。」


部屋を出ていこうとしたら彼女が服の裾を引っ張った


「1人は・・・・ゃだ・・・・。」


俺は出ていこうとしていた体制の向きを変えて


ベットのフチに腰掛けた


「わかった。ここにいる。」


しばらくして彼女が眠ったので俺はリビングに戻った


そこでは宴会が始まっていた


「宴会するならお前ら帰れ!!!」


「まぁまぁw陽斗さんwいいじゃないっすかw」


「よくねぇ!!俺も眠いんだ!!」


「そんな事よりも、陽斗さっきの話だけど・・・・」


「あぁ何かわかったのか?」


「あいつ何かとやらかしてて、毎回親父がもみ消しているようだ。」


「じゃあ今回の件は?」
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