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幸運の持ち主

第4章 革命軍


『なんかよう?』
海賊1「おいおい…ガキが偉そうにするんじゃねーよ!」









小さい声は段々と大きい声へ変わり
怒鳴り声へ変わった








海賊2「ガキ共は俺が船へ運びますよ」
『はぃ?』
海賊3「まぁまぁ…そう暴れるなっつーの」









そう言うと海賊3がイザベルの腕に触れた










イザベル「ぅ…アリス…助けて」
『イザベルを離してよ!…』













アリスは周りを見て武器になるものがないか
探していた





だげど、武器になるものは一個も無い










『イザベル!』
イザベル「アリス…私連れていかれるよぉ…」








イザベルの声は弱々しかった
オークションに出される時も
こんなだったのかと
アリスは思った





イザベルを抱えていた海賊3が
動き出した
イザベルの顔はアリス一直線だった


周りには子供から大人まで
いろんな人が見ていた
たけど誰も助けようとはしない


助けようとすれば殺されるから








すると私の後ろから沢山の海賊が来た







海賊4「お前よぉ…貴族何だってなぁ?」
海賊5「やけに周りの連中とは違うと思ったよ」
海賊6「貴族の娘も捕まえるのかよ!?」
海賊7「お前…船長の目的忘れるなよ?」
海賊8「貴族の女が欲しい…だっただろ?」
海賊6「そ…そうかぁ!」



海賊共はごちゃごちゃ言っていた
そんな事より、イザベルが心配だった





『イザベル!!』
イザベル「アリス…怖いよぉ」




アリスは全速力で走っていった先には
海賊3とイザベルがいた


そして、アリスの後ろからは
海賊共が来ていた










海賊3「お嬢ちゃん?そこ動いたら、この女の首が吹っ飛ぶと思え」
『イザベ…ぅ!』






名前を言おうとした瞬間
海賊に捕まえられた








『離してよ!やだ!』
海賊5「暴れるなよ!ったく」





海賊3が、イザベルに何かしようとした
海賊3が持ったのは短刀だった

その短刀をイザベルの首につけた瞬間だった









『イザベルに手を…だすなぁーーーー!!!』













その時、周りが止まったような感覚

海賊共全員が倒れていた


















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