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幸運の持ち主

第4章 革命軍


母「アリス!貴方はなんて事を言うの!」
父「アリスは私達が産んだんだ。親の言う通りに何故育たない」
『私は貴族に生まれて恥ずかしいよ!』















大声で怒鳴った













バチン!













『ぅ…』
母「それがお母様に対する態度?!」
父「私はこんな子供に育てた覚えはない!」


















ビンタされ文句をはいて親は出ていった
















扉の向こう側からは楽しそうな声が
聞こえてくる






ドアにそっと耳をかたむける










メアル「お母様!お父様!今日はどこに行くの?」
母「今日は、メアルの大好きなアイスクリーム屋さんと
本屋さんと塾よ〜!」
父「メアルは、''使えないアリス''と違って優秀な子に育つぞ〜!」










そうすると父はメアルに高い高いをした
















『やっぱ、私はいらないんだ…』









悲しい笑顔をうかべて涙が自然と出てくる















『自由ってなんだろう?』

















いつのまにかアリスは''自由''の意味が分からなくなっていた















ある日の事…











アリスはそっと家を出た













いわゆる''家出''














そして、アリスが向かった先は
一般市民が住む市場に来ていた















一般市民がアリスを見てわさわさしていた






何故なら









アリスは貴族の中でも有名な人だった






何故なら















目が















濃い綺麗な桜色のピンクの目だったから。

















私にはその目の事をだれも言わない
















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