• テキストサイズ

ハイキュー 短編集 R18

第7章 元カノ【R18】




「なっ!? おまっ!!?」
「なに照れてんの? 別に初めてじゃないじゃん?」


慌てふためく繋心に、もう一度口付けようとすると、さすがに今度は防がれてしまう。


「なんか、あったのか?」
「別にー?」



じっと見つめてくる繋心の瞳。


先に目を逸らしたのは、私の方だった。



「なーんか、酔いさめてきちゃったなー、もう一軒行くぞー!!」
「おい!」

私は繋心から逃げるように、フラフラと先を急ぐ。
こんな田舎で、居酒屋なんて数えるほどしかない。


それに、もうすぐ日が変わるとなれば閉店時間だ。



誤魔化す口実だと、ちょっと考えればバレてしまう。


/ 206ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp