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ハイキュー 短編集 R18
第6章 ハジメテ
アパートの前で下ろしてもらい、部屋へ帰ろうとして足を止めた。
「と、びお…………」
玄関の前で、小さく蹲る飛雄。
私の声に気付き、ゆっくりと顔を上げた彼の瞳は濡れているように見えた。
「なんっ……!??」
問いかける前に、飛雄に抱きしめられた。
飛雄の身体はとっても冷たくて驚いた。
「よかった……」
飛雄の第一声は、とても小さく震えていた。
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