• テキストサイズ

ハイキュー 短編集 R18

第6章 ハジメテ




「もうすぐバレーの大会なんでしょ?」
「春高バレーの予選……っス」


夏にあった大会では、苦汁を飲んだそうでそれからしばらくは会っていなかった。


久しぶりにわが家に来たと思ったら、どうやらひと皮もふた皮も剥けたらしい。





素直に応援出来たらな、なんて思っていれば、珍しく飛雄の方からキスされた。



「んっ……どうしたの?」



子供をあやす様に、優しく抱きしめ問いかける。




「俺………………ミカさんのこと、」


──ドンドンドンドンッ!!!!!



飛雄の言葉を遮り、ドアを激しく叩き来訪を告げる。



嫌な予感がして、背筋が凍る。


/ 206ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp