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ハイキュー 短編集 R18

第2章 真っ直ぐなアイツと歪んだワタシ




ボトルの補充を終わらせてから体育館へ戻ると、何やら人だかりが出来ていた。


そばへ寄ってみれば、輪の中心にはチカが居た。


「なに……してるの?」
「あ、ミカ! これね! 今日調理実習で作ったからお裾分け♪」


そう言って可愛い小袋に入った星型のクッキーを手渡された。


「うっめーー!!」
「これ坂ノ下で売ったらバカ売れですよ!!」


皆がチカを囲み楽しそうに話している。



どろり────



私の中で、真っ黒い何かが溢れ出した。


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