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ハイキュー 短編集 R18

第6章 ハジメテ




ぼそぼそと下を向きながら答えた飛雄に、思わずドキッとした。



確かに、寂しさはあったかもしれないけど……
でも、初対面の男の子にバレてしまうほどあからさまにはしていないつもりだった。




「私が寂しそうだったからついてきたの?」




コクリと頷き、口を開いた。




「一人にしちゃいけないって思って」
「知らない人について行っちゃいけないって教わらなかったの?」
「…………」





「ありがと……」



ほっぺにキスすると、再び顔を真っ赤にして俯いてしまった。

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