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ハイキュー 短編集 R18
第6章 ハジメテ
「ごちそうさまでした」
「はーい、お粗末さまでした」
満足そうにしている彼の前に、温かいお茶を置けば、いただきますと言って素直に飲んでくれた。
「私、ミカって言うんだけど、キミ、名前は?」
「影山飛雄……っス」
昨日、上から下まで全部見たというのに、なぜか顔を真っ赤にして俯いてしまう辺り、可愛くてたまらない。
「飛雄は、帰らなくてよかったの?」
「寂しそう……だったから、ミカさん……」
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