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songs(R18)

第7章 幸せですか 神田切裏 【オキザリスの続編】








ーーー・・・







「ぁっあっあんあああああっ!」


「…くっ…」



神田が任務から帰ると、やはりいつもと同じ、身体だけの快楽を味わった。





共に果て、ベッドに身体を沈める…









「…」



不意に、神田が声を発した。



は、顔を上げて神田を見ると、彼は天井を見上げたままこちらを見ようとはしていなかった。



「もう、終わりにしよう」


「………」



突然の別れの言葉。



けれどいつかこんな日が来ると、どこかでわかっていたは大して驚く事なく彼を見つめた。



「こんな愛のない事やり続けて…気がついたら俺は快楽だけを求めていた…お前も、いつの間にか俺を映さなくなってた…」


「…うん…」


「この先きっと、この状態から良いように転がる事は、俺は予想できねぇ…だからせめて、これ以上傷付かないように」







終わりにしよう…


の目から無意識に涙が溢れた。



こんなに愛しているのに、



彼の言葉に首を振る事ができない



神田はの涙を優しく拭った。



「泣くな…でないと」



また身体を求めちまう。




は全裸のまま起き上がり、神田の上に無言で覆い被さった。





月光が二人を切なく、哀しく映し出す。




涙は宝石のように零れて神田の頬に落ちた。



まるで、温かかった二人の思い出のように…





「ユウ…」





無言で、二人は唇を重ねた。



触れた唇は、雪のように冷たく、刹那に離れた。










ごめんね…














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