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songs(R18)

第6章 オキザリス 神田切裏






ねぇ、ねぇ神様…

これは罰なのですか…?


幸せ過ぎた私に対する…










「ユウ!」


「…どうした?」



駆け寄って来たのは神田の恋人のエクソシスト、。
今日は神田が任務に出るので、見送りに来たのだと、は言った。



「いつ、帰って来れる?」


少し淋しそうに眉を寄せて、は遠慮がちに聞いて来た。
そんな彼女に、神田はほんの微かに微笑んでポンッと頭に手を乗せた。


「そんなに遠くない所だ、明日の夜には帰る。」


それを聞くとの表情は花のように明るくなった。

「本当?」


いくら任務だからとはいえ、恋人と離れたくない気持ちは神田とて一緒だった。


「ああ…だから」


神田は突然、の腕を引いた。



の耳元に神田の唇が寄せられる。


「帰ったら…お前を抱く」
「え?」


言葉の意味を瞬時に理解する事が出来ず、キョトンとしているを尻目に、神田は笑んで踵を返した。


「…ッッ!」
言葉の意味をやっと理解したらしく、頬を真っ赤に染めて

は小さく呟いた。



「…ッバカ」



けれどやはり、内心嬉しくもあり、早く明日にならないかとは思った。




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