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songs(R18)

第30章 ep4 皆が変わる日





「うへ~疲れたさぁ…やっぱあれだけの量はキツすぎさぁ~…」


夕方頃、再びユウとの元にラビは訪れた。

手にはファイルとなってまとめられた書類が握られている。

「ご苦労様、ラビ」


はにっこりと微笑んだ。

ユウは無言でその書類を受け取り、目を通す。

「馬鹿兎にしては上出来だな」

鼻を鳴らし、ユウは言った。

「ほんと疲れたさぁ~…俺はユウの執事じゃないんさ?もうちっと仕事減らして…」


肩を鳴らすラビはそう言った。


「じゃあお前が執事になればいいだろ」

「へ…?」


さらりと申した言葉に、ラビはキョトンとする。
ラビが呆然としている間に、ユウは一枚の書類をラビの額に貼った。

「今後のうちの従者名簿だ」

ラビはその紙に目を通す。

「お、俺…ユウの専属執事さ…」

「マゾなお前は、働かされる方が好みだろ?」

「つー事は、ユウに敬語使わんでもいいさ!?」

いつも使ってねぇだろ、と蹴りを入れられるラビ。


「ってあれ?…女性使用人枠に入ってないさ…」

「ぇ…?」


ラビが歩み寄ってきて、にその紙を見せる。


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