第23章 Moments アレン切裏パロ
―――…
「んん…っふ…」
カーテンの閉ざされた薄暗い部屋の壁に、アレンはを押し付けて熱く口付けた。
「ん…ぁ…っふ」
舌が滑るように絡み付いてくると、はびくりと肩を震わせる。
応えるように、も舌を絡めると、部屋には陰湿な声が響く…
トサッ…
ベッドに優しく倒されると、それとは裏腹に焦るように首筋に噛み付かれた。
「んっ…アレ…様…っ」
腰のリボンが解け、制服がはだけていく。
アレンの荒い息を肌で感じると、びくりと身体が震えた。
「ぁ…っアレン…様…」
「……」
揺れる瞳でを見下ろしながら、彼女の頬を撫でる。
「…っリナリー…っ」
そう、それでいいんです…
貴方が抱くのは私じゃなくて…
彼女で…
私は、それでいいんです…
貴方が救われるなら…
私はなんにでもなります…
「あっ…ゃっ…あぁっ」
私はその為に…
貴方を守る為に…生まれてきたのだから…
「リナリー…っく…」
「あっ…ああっ…ん…ぁああっ」
そう、だから…
この涙も…
アナタノ為ニ…
…End