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songs(R18)

第3章 Together when... ラビ切裏





の中のノアが目覚めれば、は僕らの敵になる。



覚醒していない今のうちに、彼女を───











「あ、ラビ!」


暗いおもむきで、医務室に入ると対象的に明るい、愛しい少女の声が聞こえた。

顔を上げると、額に包帯を巻いたがベッドで身体を起こしていた。



「起きてて、大丈夫なのか…?」

恐る恐る尋ねると、明るい声が返って来る。



「大丈夫。私、そんなにやわじゃないわよ」

「…」

ラビは何も言わず、のベッドに近づいた。


「心配かけて、ごめんね…?ラビ」


少しトーンの下げたの謝罪にコムイの言葉が蘇る。



気付けば、きつくきつく愛しい少女を抱きしめていた。



「…死ぬな…!」

「ラビ…」












『後3日…長くて5日のうちにの中のノアが目覚める。そうしたらは伯爵側に着いてしまう。
ノアが目覚める前に…を













殺さないと』






「室長から聞いたわ。私、ノアになる運命なんだって…あなた達の敵に…」



ラビはを抱きしめたまま涙を流した。



「私、教団が好き。探索隊のみんなも、


アレン君達エクソシストのみんなも…





貴方も…」



細い腕がラビの震える背中に回る。





「だから、



大好きなみんなに迷惑掛からないように…










死ぬわ」



ラビは目を見開き、を見た。



「簡単に言うなよ!死ぬのが怖くないのかよ!」




ラビは怒鳴った。



「俺らの迷惑?そんなのどうだっていい!お前が死んだら俺はどうすればいいんさ!!」



ラビにとってはかけがえのない存在。



「ラビ…」





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