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songs(R18)

第19章 永遠の物語 ラビ切甘裏





―――…


「ビ…ラビ…っ」
「ん…ぁ…??」

ドキッと心臓が跳ねた。

大好きな独眼が開いて自分を映した。

「お、おはよう…」

少し上擦った声で、は言った。

その様子で、ラビは彼女の薬が切れたのだと理解した。

「昨日はありがとうな」
「…ぇ…」
「俺、すげえ嬉しかったさ♪」


いつもの彼の笑顔…

あまりにそれが愛し過ぎて…
は言葉を無くしてしまう

「さーてっ、朝ご飯食べに行くさ~」

ラビは大きく伸びをして、服を着る。

「、行くさ♪」
玄関に立ち、そう手招きする。

は何かに押される感覚を覚え、ラビの元へ駆ける。


(ありがとう…)


きらきらした水の中にビー玉を入れたら、あまり見えなくなる…

そんな事ないって思うけれど、やっぱり失敗してしまうんだ…


想像では上手くいくんだけれど…
まだまだ届かない…

素直になる道には


永遠という長い時間でもいい…

貴方と一緒にいたいから、

私は一歩踏み出すよ、神様…



「ラビ!」
突然腕を引かれ、ラビはバランスを崩す。

その場にラビはとともに倒れ込んだ。

ぐいっと顎を引かれ、唇に柔らかなものが押し当てられた。

「ん…」

唇を離せば、真っ赤だけれど嬉しそうな表情の少女…

「大好きだよ…っ」



それは少し不思議な物語…


二人の永遠の物語は、

始まったばかり…





思い描く永遠の物語











happy…




…End

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