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songs(R18)

第13章 One Memory ラビ切裏








“Dearラビ


あなたがこの手紙を読む頃、私はここにはいないと思います。


私はずっと、あなたの帰る場所になりたかった。

けど、いつの間にか嫌われていたんだって、やっと気付いたの。

ずっと想い続けてたあなたの恋人になれたって、浮かれ過ぎたのかな?

いつからか、ラビは私に冷たくなっていたね。

でも、嫌いって言われないように必死であなたの言う事を聞いてた。

それであなたが私を必要としてくれるならって…

でもついに嫌いって言われて、もうなにもかもがどうでもよくなった。

でもあなたがいない間、私の想いは変わらずに、ラビだけを愛してます”







ラビは目を見開いた。
急ぐように次の文章に目を滑らせる。





“こんなに誰かを好きになった事なかったから、少し行き過ぎた感情になってたかもしれない。

けどそれくらい、あなたを愛してた事をわかってほしいです。

気持ち悪いかもしれないけど、これが今の私の、精一杯の気持ち。

あなたの前から姿を消した臆病な私を、どうか許してください。

今までありがとう…ラビ

あなたを支えてあげられなくて、ごめんね…






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