第1章 夏は短し恋せよ男児
東京組サイド
「あ~か〜あ〜し〜?」
赤「すいません、つい本音が出たら勢いで…」
黒「本音が出たことは、しょうがない。
俺ら2人も思ってた。けど!」
木「その後の事だよ!勢いじゃダメなの!
俺もしたかったのに!ズルイぞ!」
黒「そこじゃない!お前ら皆したんだろ…
俺だってしたかったって言うのあるけど!」
赤「本当に悪かったと思ってます」
黒「絶対確信犯だろ!お前の場合は!
そして何あれ!ドラマなのか!
ドアドンピシャすぎんだろ!」
赤「あれは運が良かっただけで…」
赤葦の弁明と、黒尾と木兎の追求は、
ふたりが帰路に着くまで論争。
そうして、全員の夏は終わろうとして行った。