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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第34章 イジワル上司の松野さん【トド松】


「離してくださいっ! ここだって誰か来るかもしれないんですよ!?」

松野さんを一生懸命押すけれど、びくともしない。やっぱり見た目よりもずっと力がある。

「誰も来ないよ。普段の就業時に非常階段を使うのは禁止されてるんだから」

「で、でもっ! たまに休憩で使ってる人もいるって聞きますし!」

「へぇ……。それは気になるな。聞いたって誰に?」

「え……」

松野さんは耳元で静かに続ける。
「本当なら問題だよ。誰に聞いたの?」

「っ……」

一子さんと十四子さん……なんて言えない……。

松野さんはくすくす笑うと、私の耳を優しく噛んだ。
「ま、だいたい想像はつくけどね。今は忙しい時間帯だから誰も来ないよ」

何度も甘噛みされ、温かい息がかかる。

「あ……」

ねっとりと耳のうしろを舐められた。なだらかなカーブに沿うように耳たぶまで舌が滑りおりてくる。

「かわいいピアスをしてるんだね……。似合ってるよ……」

甘く囁かれて身体が痺れる。これだけで腰が抜けてしまいそうだ。

「だ、だめですっ……本当に……」

「だめって何が?」

いたずらっ子のようにニヤニヤと見下ろしてくる松野さん。

「何って……」

「教えてよ。何をしたらだめなの?」

「だから、これ以上こういうことは……」

「こういうこと? 具体的にどんなこと?」  

「っ……」

松野さんはやっぱりイジワルだ。答えられるわけないよ。

太い指がつうっと私の背骨をなぞる。腰をニ、三度撫でられ、丸みをたしかめるようにスカートの上からお尻を愛撫された。

「どうしたの? 奥田くん、早く答えてよ。何をしたらだめなの?」

今度はスカートをたくしあげられ、ストッキング越しにお尻を撫で回される。

「あっ……んっ……ぁ……あ……」

「ねぇ、下着が食い込んでない? ストッキングがぴったりしてるからかな? 苦しそうだから取ってあげようか?」

ストッキングの破れる音。松野さんに強引に引っ張られ、お尻の部分に穴が空いたのがわかる。少し冷えた手が直接肌に触れた。

「あんっ……! ぁ……や、やめてくださいっ……」

しつこく臀部を揉まれ、ショーツをずり下げられる。

「やめてくださいって、奥田くんがさっさと答えないからでしょ? あ〜、ストッキングが邪魔だな〜。下着が下がらないよ」


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