第32章 咲き乱れよ愛慾の長春花【逆ハー/三国志松】
「おでたち、もう一回、する……」
腰を振り始める一松。
「はあ!? なんでだよ! お前の番はおわり!」
おそ松帝もカラ松と一緒に一松を引っ張った。
「っ!」
肉棒が抜かれ、床に転がる野蛮王。
「フッ、残念だったな、いちまぁつ! 次はこのカラ松がお相手いたす!」
すかさず猛将が私を組み伏せた。
「あっ! おい、カラ松! おまえもかよ! ずるいぞ!」
おそ松帝の叫びも虚しく、すでにそそり勃っていたカラ松のものがヌチュと侵入してくる。
「あっ……!」
私が声を上げた瞬間、おそ松帝がカラ松に掴みかかろうとした。十四松とチョロ松が慌てて駆け寄り、帝を羽交い締めにする。二人とも股間は大きく膨らんでいた。
「おい! 離せよ! おまえらまで! この国で一番偉いの朕なんだけど!?」
トド松も走ってきて、帝の足を押さえる。
「気にしないで! うるさい帝はほっといていいから! 我たちにも早く順番回して!」
「はあ!? トド松! うるさいってなんだよ! おまえら、みんなで結託しやがったな!?」
カラ松がフフンと笑う。
「いくら帝でも邪魔はしないでくれ。もう臆病な童貞とは違う。我は猛将カラ松なり! ぐおおおおおおおおお!」
カラ松の長く太い男根がしっかりと奥まで挿し込まれる。すぐに激しい律動を始めた。
「きゃっ!? あんっ! うそっ、そんなっ、最初からっ!? は、激しっ……」
カラ松は乱暴に私の中を突きまくった。先端が角度を変えて膣壁のいろいろな部分を擦る。
「はあっ! はあっ! どうだっ? 気持ちいいか? 答えろっ!」
「あっ……あんっ、ンッ、あっぁ……あっ、ぅうっ……」
答えろといわれてもまともに話せそうにない。ただ息を弾ませて、彼の抽送に身を任せるだけ。
「ぐっ、悪いがあまりもたないっ……! 出すぞっ!」
カラ松が私のお腹を押さえた。同時にドクドクと注がれる白濁液。
「あ……うそっ……もう……」
最後の一滴まで出しきるように目を瞑って射精を楽しむカラ松。やがて終わったのか、大きく息を吐いて引き抜いた。
「早くて悪かったな……。でもよかっただろ? おまえ、本当に一松の嫁になる気か? 我はどうだ?」
たしかに猛将の名に恥じない荒々しさだった。その強引さに少しときめいてしまったのも事実。