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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第6章 ドント・ストップ・ミー【おそ松】


「え、がっかりした……?」
愛菜が不安そうに俺を見る。


「いや、意外だったけど……」


意外だったけど、そんな愛菜もなんか新鮮でいい……。


俺は愛菜の手を取った。細くて可愛い手。
「なぁ、愛菜って、他にもそういうの聴くの?」


「うん、たまに聴くよ。おそ松くん、興味あるの?」


「愛菜の好きなもの、もっと知りたいなって……」


愛菜がまたふふふっと笑った。


「よかったら聴く? スマホに全部入れてあるから」


「うん。なら、やっぱ新しいヘッドホンを今から買いに行こうぜ?」


俺は靴を履く。


「うんっ! じゃあ、行こっ!」


愛菜が嬉しそうに俺を見上げる。


もう離さねぇよ、絶対。


俺たちは手をしっかりと繋ぎ直すと、家を後にした――。




―END―





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