第30章 熱帯夜【逆ハー】
「っ……」
チョロ松さんが力を入れた瞬間、また誰かが花を散らす。クラッと視界が揺れ、身体が燃え上がる。気づいたときには彼はもう私の中にいた。
「あっ……」
ヘコヘコとぎこちなく腰を動かし始めるチョロ松さん。他の五人もいつの間にか私を囲み、ニヤつきながら見下ろしていた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、くうっ……っ……」
チョロ松さんの額から汗が落ちる。苦しそうに息を吐きながら一心不乱に私を突く。
「んっ……ぁあっ……あんっ、ンッ……」
眉をひそめて声を漏らせば、チョロ松さんの動きはますます加速した。
「おーい、チョロ松、頑張れよ〜。まだ愛菜ちゃん物足りないってよ!」
おそ松さんがへらへら笑いながら私の顔を優しく撫でる。
「んっ……!」
くすぐったさと快感が紙一重でやってきた。
「愛菜ちゃん、触られるの好き? もっとやってあげるねー!」
十四松さんが私の胸に手を伸ばす。
「ぁっ……だめっ……」
遠慮なく揉みしだかれ、私は身体をくねらせた。
「チョロ松よ、あとがつかえている。早く終わらせるんだ」
カラ松さんが私の太腿に指を這わせる。
「っ、そんなことっ、言われなくてもっ……くっ……」
チョロ松さんが顔を歪ませながらラストスパートをかけた。一松さんの顔が近づき、唇を奪われる。ねっとりと絡まる舌。ずちゅずちゅと膣内を掻き回すチョロ松さん。
「んっ……んんっ……ぅうッ、ん……んぅぅっ……」
誰かが私のへそを弄っている。誰? トド松さん?
「ぅ……あ……もうっ……出る出る出る出る! ぐっ……!」
チョロ松さんが呻いて私の腰を引き寄せる。しばらく動きを止め、射精をするとすぐに引き抜いた。