第29章 キミとおうちで〇〇〇デート【おそ松/デート松】
「大丈夫……。愛菜は? 痛い?」
「大丈夫……」
「そか……」
どうしよ。『俺、もたないんだけどごめんな』って言うべきか? でも出したばっかで、もたないってカッコわりぃよな。女の子ってやっぱり長くもつほうがいいんだろ? あー、どうしよ!?
あれこれ考えていると、突然、愛菜の中がきゅうっと締まった。
「うあっ!?」
思わず声が出る。
どした!?
愛菜を見ると、真っ赤な顔をしていた。
「あ……おそ松くん、ごめん……痛かった?」
「いや、全然。気持ちいいけど……急にどうした?」
「おそ松くんが私の中に入ってるんだって思って見てたら嬉しくて胸がキュンとして……ちょっと締めてみたくなったの……ごめん……」
恥ずかしそうに目をそらす愛菜。
その可愛さに胸が鳴る。
あ〜もう! こいつ、童貞を殺しに来てない? すげぇ殺傷力!
「いいよ、もっとキュンとして締めちゃって」
「え?」
「俺がいっぱい突いてやるからさ、おそ松くんにトキメいてっ、な?」
もういいや、もたなくても。俺は今、愛菜をいっぱい責めたいだけ! 考えるのはやめよう。
手をついて、律動を開始する。とろけそうな快感が全身を駆け抜けた。
「ぁ……ンッ、おそ松くっ……ん……ぁ、あ、あっ」
愛菜が喘ぎ始める。いい声だ。いつまでも聞いていたい。
「くぅぅ……はっ……はっ……はぁっ……はぁっ……」
動き方はよく分かんない。でも本能のままに、気持ちよくなるようにただ突きまくるだけ。
単純にあそこが気持ちいいだけじゃないよな。俺が動くと大好きな女の子が反応してくれるってすげぇ幸せ。
ふたりで一緒にセックスしてるんだなって思える。ひとりでしてるのとはやっぱ違うよなぁ。