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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第28章 キミと浴衣で花火デート【おそ松/デート松】


「焼きそばは冗談だけど、今日いきなり泊まるのはハードル高いもん」 

「高くない! ぜんっぜん高くない! あー! だったら、もう寝てていいから! カラダだけ貸してくれたら、俺、勝手にヤるからさ! それなら楽だろ!?」

サイテーなこと言い出した、この人。

「やっぱ絶対イヤ」

「ああっ! ごめんっ! 今のは取り消す! なっ? 愛菜〜頼むよぉ! 俺もうチンコ限界〜!」

おそ松くんの声が夜道に響く。誰にも聞かれていないといいけど。

本当は誘われて嬉しかった。でもね、少し落ち着いて心の準備もしたいの。だから、もう少しだけ待ってね、おそ松くん。

「さっ、帰ろっか」

「愛菜〜! お兄ちゃん、帰らなーい! ぜっったい、帰らなーい!」

駄々を捏ねて座り込むおそ松くん。私はハイハイと彼を引っ張った。

「ねぇ、おそ松くん、大好きだよ?」

「んじゃ、今すぐカラダで示して! な? な?」

「花火連れてきてくれて、ありがとう」

「その感謝の気持ちをおっぱいで返して!」

「また、デートしようね」

「またじゃなくて、今日! 今夜! もうデートなんてどうでもいいから、ヤラせてぇええ〜!」


駅までの道のりは遠い。浴衣姿の私は、わめく成人男性をズルズルと引きずって歩くのだった……。




次のデートは可愛い下着、用意しておくね♡






To be continued...

第29章「キミとおうちで〇〇〇デート」へ続く





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