第28章 キミと浴衣で花火デート【おそ松/デート松】
「愛菜……下も……いい……?」
「した……?」
息を切らしながら、愛菜が目を上げた。
「だから……触っていい……よな?」
自分でも何言ってんのか分かんね。でも、もうムラムラして、たまんなくて、とにかくあそこ触んなきゃ気が済まない。
愛菜の胸の蕾を弄りながら、もう片方の手で浴衣の裾に触れる。
「っ!? だ、だめ!」
慌てて俺の手を押さえる愛菜。
「なんで……?」
「なんでって、ここ外だし、他の人いるし!」
「暗いし、離れてるから分かんねぇって。みんな花火見てるしさ」
裾の中へするりと手を滑り込ませた。
「やっ……ちょっと……!」
止めようとする彼女を無視して、汗ばんだ肌を撫でる。瞬間、押し倒したい衝動に駆られ、なんとか我慢。
浴衣の中はこもったように熱く、それがまた興奮を煽った。太腿へ手を這わせる。
「へへ……愛菜の足、触ってるだけで気持ちいい……」
汗で濡れた太腿の内側を撫で回した。
「おそ松くんっ……! やめて……!」
腕を掴んでくるけど、愛菜の弱い力じゃ話にならない。気にせず愛撫すると、手の甲が下着に触れる。
愛菜が「あ」と声を出した。
あ〜あ、こんなことしてたら嫌われるかもな。必死の思いで告ってやっと叶った恋なのに。せっかく初めてできた彼女なのに……。もう振られるのかよ。俺って、ほんっとバカヤロウ。
「わりぃ……嫌だったら言って。やめないけど」
自分でも無茶苦茶なこと言ってんなって、分かってる。