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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第27章 ぼくは紫陽花(あじさい)【十四松】


「はぁっ……愛菜ちゃんっ……これ以上は……まずいっ……よ……」

お兄さんが苦しそうに私を押し返す。

「なんで……」

「なんでって……ぼく……」

声に熱がこもっているのが分かる。暗闇の中でお兄さんが顔を歪ませているのが見えた。

「お兄さんは、私のこと嫌い……?」

「嫌いなわけないっ……けど……こんなことしてたら……本当に襲っちゃう……」

ぐいぐいと私の肩を押し、必死に拒んでくるお兄さん。拒否られているのが少しショック。私も意地になって押し返す。

「やだっ……お兄さん……もっと……抱っこして……」

「ちょっ……だめ……我慢できなくなるっ……から……」
絞り出された声。本当に苦しそう。

布団の中で押し合いが続く。

「じゃあ、なんでいつも公園にいてくれるの……?」

「それは……愛菜ちゃんが心配だからっ……」

「好きってことじゃなくて?」 

「っ……」

十四松お兄さんの力が一瞬弱くなった。瞬間、私はお兄さんになだれ込むように抱きついた。

「私はお兄さんのこと好きだよ……」

温かくて大きい身体。微かに汗の匂い。胸が高鳴る。

お兄さんが息を吐いたのが耳元で聞こえた。腕が再び背中に回される。

「愛菜ちゃん、ごめんっ……」

次の瞬間、視界が回った。いつの間にか組み伏せられて、お兄さんが私の上に乗っている。

「あ……十四松……お兄さん……?」

お兄さんが覆い被さってきた。唇に強引にキスをされ、パジャマの上から乱暴に胸を弄られる。

「はあっ……おっぱいっ……」

獣のようにお兄さんの手が荒々しく私の胸を揉みしだいた。


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