• テキストサイズ

《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第6章 ドント・ストップ・ミー【おそ松】


俺は深呼吸をすると、改めて正座をし直した。


ここは愛菜の部屋。


思えば、愛菜と付き合いだしたのは先月のこと。ずっと片思いしていたけど、告白して拝み倒してなんとかカレシになることに成功した。


それから、外でデートを重ねること1ヶ月。


ようやく! やっと! 今日、初めて愛菜の部屋に呼ばれた。


「はぁ〜」
息を整えながら、周りを見回す。


それにしても、なんでこう女の子の部屋って、可愛いんだろう。こじんまりとした部屋は、きちんと片付けられていて、なんかもういい匂いがする。


可愛らしい桃色のカーテン、窓際に並ぶぬいぐるみ、ラグマットの上に置かれた小さなテーブル、そしてベッド……。

 
ん!? ベッド!?


俺はゴクリと喉を鳴らす。

 
この1ヶ月で進展したことといえば、ようやく手を繋いだことだけ。俺、女には見境ないやつって思われがちだけど、案外好きな女の子には慎重だったりするんだよね。


いや、だって、ガンガンいって嫌われたらイヤじゃん? それにDTだから。手繋ぐだけでも、も〜どんだけ、勇気がいったか。


でも、今日は! 今日こそは! なんとかその先に進む! とりあえず、目標はキス! んでもって、あわよくば…………へへへ。


/ 804ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp