第25章 おめでと♡サマー仮面【カラ松】
《愛菜side》
どうしてこんなことになっちゃったんだろう? 彼のものを咥えながら考える。
サマー仮面がリビングでサマーフラッシュを使った。そこまでは覚えている。次に目覚めたらいつの間にか無人島にいて、いつの間にか私は彼の上で淫らに喘いでいた。
焼けた砂浜。足の裏が熱い。まだ5月だったはずなのに、さんさんと降り注ぐ真夏の太陽。目の前にはどこまでも広がる美しい海。身体の火照りは収まらない。
「ハニー……オレの顔をエッチな汁で濡らしながら何を考えている?」
妖艶な声。
ハッとして身体の向きを戻す。
「やだ……! 早く顔を拭いて!」
顔を拭おうとすると、彼は素早く太陽の仮面を戻した。
「フッ、君のラブジュースなら構わないさ、ハニー」
「そんな……」
サマー仮面は起き上がる。砂浜に座る彼の膝の上に自然と跨がる体勢になった。
「ハニー、そろそろどうだ? ここもかなりトロトロじゃないか……」
小さな布でかろうじて隠した秘部をトントンと指でつつかれる。サマー仮面に舐められたせいで、ぐしょぐしょに濡れた布は、とっくに水着としての役目を放棄していた。
「っ! トントンしないで……!」
「だめなのか? じゃあ、代わりに指でも挿れるか……」
「え!? 指!?」
サマー仮面の指が秘部を隠す布を引っ掛けた。くいっとずらされ、露わになる。