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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第24章 悪魔は甘いキスがきらい【おそ松、トド松】


「愛菜……愛菜……! ほら、全部やるよ!」デビおそが叫ぶ。私の中が弾け飛ぶような感覚。


「あっ! だめ! だめ! こんなのっ! イク! イッちゃう! アッ! アッ! ああっ! アアアアアアアアアーーーーー!!!」


一気に駆け上り、絶頂が身体を支配する。デビおそが呻きながら、精をドクドクと吐き出した。私は飛び跳ねながら、身体全てで悦びを味わい尽くす。無我の瞬間に身を置いた。




「……デビおそ……」


まだ身体が痙攣している。私は涙を流しながら、悪魔を見つめる。


「なんだよ……エロい顔しちゃって……」
デビおそが優しく笑った。


「キスして……優しく……」


「あ? やだよ。エロいのは好きだけど、甘ったるいのは嫌いだっつってんだろ?」


「だめ……して……甘いのがいい……」


デビおそが舌打ちする。
「1回だけだぞ……」


柔らかい悪魔の口づけが降りてきた。


「ふぁ……ぅん……ぁ……ンッ……んんっ……ぁう……ふぅん……」
夢中で貪り合う。


唇が離れ、束の間のとろけるような余韻に痺れる。  


「満足したか……?」   


私は頷いた。
「うん……もう、私の魂を持っていくの……?」


デビおそが困ったように鼻の下を擦る。
「あー……それなぁ……」


「?」  


「実はさ、できねぇんだよ。1回契約しちまったら、それを叶えないことには契約完了しねぇんだ」


「え……?」


それって、つまり、私がトッティと付き合わない限り、契約は終わらないってこと……?


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