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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第20章 アクアリウムに沈む愛【カラ松、おそ松】


1F……2F……。エレベーターは上昇する。


愛菜、お前はあんなにおそ松に泣かされていたじゃないか。それでも好きか? それでも誘われたらあいつと簡単にしてしまうのか?


3F……4F……。


後悔してるのか? それともおそ松に抱かれて嬉しかったか? あいつはこれからもお前を泣かすぞ、愛菜。おそ松のことはよく分かっているじゃないか。誰よりもずっと見てきたんだから。


5F。


エレベーターが止まる。静かにドアが開き、オレたちはどちらからともなく降りた。


暗い廊下で502のプレートが点滅している。


オレたちは黙ったまま、中に入り、鍵を閉めた。


「愛菜……」
部屋の様子もろくに見ずに、オレはベッドへ彼女を引っ張る。転びそうになりながらも、懸命についてくる愛菜。オレはそのまま彼女を押し倒した。


「っ……カラ松くん……ちょっと……まだ……」


オレは構わず愛菜の唇に自分の唇を押し付ける。力任せに服の上から胸を揉み、背中を、尻を、足を撫で回す。


「はぁっ……愛菜……好きだ……」


一度離した唇をまた強引に重ね、太腿の内側に手を這わせる。


「あっ……」
愛菜がびくんと跳ね、小さく声を出す。


頭に血が上る。聞きたい。その声。もっと大きく。おそ松にも聞かせていただろ?


オレは夢中で愛菜の柔らかい唇を吸いながら、今度は胸を揉みしだく。


「はあっ……はあっ……愛菜……愛菜……」


「カ……カラ松くん……痛い……強すぎ……」


愛菜が何かを言っている。何だって? 分からない。ただ、もう、愛菜が欲しい。愛菜が欲しい。


彼女が着ているノースリーブの涼し気な白いブラウス。オレは迷うことなくブチブチと胸元のボタンを外す。


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