第18章 バスルームのひみつごと【十四松】
ぼくは、彼女のすべすべのお尻を撫でると、身体を回して、正面を向かせた。もちろん、挿れたまま。
「十四松くぅん……」
愛菜ちゃんが甘えるようにぼくの首に腕を回してくる。そんなことされたら、余計激しくしたくなっちゃう。
「次はぼくがイッてもいいかな……?」
愛菜ちゃんがこくんと頷いた。
律動を始めると、シャワーの音に混じって、切なそうに愛菜ちゃんが鳴く。達したばかりの彼女の中はとろとろに柔らかくほぐれていて、ぼくのものに優しく絡みついてきた。
ねぇ、愛菜ちゃん。嘘つきなんて言われたけど、嘘じゃない。ぼくはずっと前から愛菜ちゃんとこうしたかった。
子供の頃はいつも一緒に遊んでいたのに、いつの間にか、愛菜ちゃんは大人の女性になって、進学して、就職して、ぼくの手の届かないところに行ってしまった。
淋しかったよ、とっても。もっといっぱい会いたいって思っていた。今日会えてめちゃくちゃ嬉しかったんだ。
「んっ……あぁっ……十四松くんっ……」
ぼくは彼女の声を聞きながら、何度も何度も突き入れる。快感が頭の中を支配し、ぼくはもう愛菜ちゃんに出したくて、出したくて、出したくて、出したくて……。
「愛菜ちゃんっ……出るっ……」
「うん……来て……」
ラストスパートで勢い良く突けば、愛菜ちゃんが再び身体を痙攣させる。ああ、もう、何も考えられない。ぼくは愛菜ちゃんに抱きつきながら、思い切り射精した――。