第3章 ドライな僕を溶かすキミ【トド松】
愛菜ちゃんの顔がどんどん赤くなる。
「愛菜ちゃんのえっちな姿見てたら、こんなになっちゃった」
「ほんと?」
「うん。いつもメッセでえっちする時も愛菜ちゃんの身体を想像してたんだ。見たくて見たくてたまんなかったよ?」
僕の言葉を聞いて、愛菜ちゃんが恥ずかしそうに何かを差し出した。
「トッティ、これ……」
「っ!」
見た瞬間、頭にかあっと血が昇る。
「い、いいの……?」
思わずゴクッと生唾を飲んでしまう。
「うん……」
ボクは震える手でゴムを受け取ると、すぐに袋を破り、慣れない手つきでなんとか自身につけた。
はあっと大きく深呼吸。
「いいの? ほ、ほんとにしちゃうからね?」
責任取って、なんて強気に言ったくせに、いざとなると、心配になって何度も確認してしまう。あー、やっぱりボクって、ダメなやつ。
愛菜ちゃんがにっこりと笑った。
「いいよ。だって、ずっとトッティとしたかったんだもん……」
か、可愛いっっ!!!!
「愛菜ちゃんっ!」
ボクは愛菜ちゃんの腰をもう一度掴み、ぐるんと回って押し倒した。今度はボクが上、愛菜ちゃんが下だ。