• テキストサイズ

戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉

第49章 天女と淫靡な愛をする ―信玄源氏&女三ノ宮―<R18>


「あ…あ…っ、えも、んの…か、みぃ…」

舞も激しく動く衛門の督につられて腰を自らも揺らし、そして二人は達する。

「あ…舞…さ、ま…っ」

「だめぇ…まだぁ…っ」

「あっ、あっ」と息を荒くし全身を震わせる舞にずんと思い切り腰を打ち付け、衛門の督も中に自分のものを吐き出す。



その二人の様子を見ながら信玄は、舞の乳房を弄びつつ、二人の動きは若い者同士の技の無いものだな、と冷静に判断し、自分ならこうしたな、と内心思うのだった。



「舞…どうだったかい?二人のおとこに愛された感じは」

信玄に聞かれ、大きく息を吐きながら舞は答える。

「はい…すごく…気持ち…良かった…です…」

「そうか。それでは三人でした甲斐があったな」

信玄は余裕のある表情で舞を見て、頭をぽんと撫でた。

「衛門の督もなかなか良い動きだったな。若いというものは良いものだな」

「はっ、ありがとうございます」

閨であるにも関わらず、しかしながら衛門の督は準太政大臣である信玄を敬う。

「ここは閨だぞ。ここではお互い、ただのおとことおんなとして振る舞いなさい」

信玄は閨では対等だ、と衛門の督に教えるものの、衛門の督は「ありがたき」とまだかしこまっていた。



そのうち夜が明ける頃となり、衛門の督は闇に隠れるうちに去って行った。
/ 582ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp