戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第49章 天女と淫靡な愛をする ―信玄源氏&女三ノ宮―<R18>
「欲し…い…」
「よし、よし」
信玄は目を細めて笑むと、舞の片足を自分の肩に持ち上げて置いて角度を変えて己を穿つ。
「…あぁ…すご、い…おくっ…きて、る…っ」
舞が悦びの声をあげ、ぐじゅぐじゅとした卑猥な音が二人の間に聞こえる。
「あっ…だめっ…もぅ…あ、あぁっ…」
「あぁ…俺も、だ…」
今度は信玄を咥えたまま舞は達して、弓なりにのけぞり全身を震わせた。
「あぁ…すごい…俺を咥えたまま…中ですごい締め付けて…はぁ…っ…」
信玄もからだをぶるりと震わせて、己の欲望を舞へ放った。
そして、翌日の信玄の誕生日を迎える。
舞の部屋を出て、信玄は自室へ戻り衣装を改める。
「そうだな、この衣装に香を焚きしめておいてもらおうか」
女房に信玄は命令すると、女房は「かしこまりました」と頷いて下がっていった。
宴は準天皇の身分になる信玄に相応しく、大勢の人々が出席した。
むしろ出席しなければ、政敵であると告げているも同然であり、そう思われたくなければ出席しなければならない、というのが身分高い人におもねる貴族社会の有り方でもあった。
宴に出された膳も選りすぐりの大層豪華なものばかりで、皆、感嘆の声をあげるのだった。