戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第35章 とりかえばやものがたり ― 番外編 ―<R18>
四の君はてっきり舞が来たと思っていたが、するりと横になったのは見知らぬ男。
四の君は驚き声をあげようとするが、恐怖で声にならない。
信玄は四の君をそっと抱き締めながら囁く。
「俺の天女、静かにして。いいこだ、ずっと天女に恋焦がれていた俺を、受け入れてくれないか?」
四の君はそれを聞き、文を何度も送ってきた信玄だと気付く。
だが今は自分には夫が居る。
「いけません…私は夫の居る身です…」
小さく抵抗するものの、信玄は唇を首筋に這わせながら言う。
「夫が居るというものの、先程の貴女はとても寂しそうな顔をしていた。あんな顔を見せられたら、貴女が幸せでいるようには思えないな」
四の君は受けたことのない愛撫に流されていく。
「お止めください…ん…あっ…」
信玄の手が四の君の下袴の紐を解き、その手がそのまま暴かれた胸乳(むなぢ)へと移動し、ゆっくりと乳房を揉み出した。
「ここ、硬くなってきてる…感じてるんだね…」
信玄の囁きが恥ずかしくてしかたない。
胸の突起が硬くなったのを、信玄は摘まんだり指で擦る。
「ん…はぁ…」
四の君は初めて受ける快感に声を漏らす。