戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第33章 八ノ宮中君の巻―家康ノ宮と三成ノ君-<R18>
舞の俺を見つめる表情は以前と違って艶を持ち、ほのかに媚びを持っていた。
自分では気付いていないだろうけれど、俺にははっきりと以前との違いがわかる。
おとこを知り、恋をするおんなの顔、それを今、俺に見せている。
おとこを父宮以外、ほぼ知らずに育った宇治の鄙育ちの田舎娘で、俺はただ一晩の遊びのつもりだったのに、知らず知らず惹かれとうとう宇治まで行ってこの腕で自分のものにした時、他のおんなには感じなかった悦びを覚え、この姫をずっと大切にしたいという思いばかりが大きくなるばかりだった。
ようやく都へ来てくれて、俺が毎日通える近さに住まうようになり、ますます離しがたく俺は昨日より姫を思う気持ちが増すばかりだ。
「家康様…からだが熱いんです…」
俺が口付けをしながら下袴の紐を解き、からだの線に沿って撫でていたら、小さく舞が俺に言う。
「俺も熱いよ。二人でもっと熱くなろうか」
「…はい」
きゃしゃなからだには不似合いな重たげな乳房に片手を沿わせ、ゆっくりと全体を揉んでいくとすぐ中央が尖って硬くなる。
その硬くなったところを指ではじいたり摘まんだりし、反対側は口に含んで舌で転がす。
「…は…あ…っ」
甘い吐息が舞から漏れ、俺は自分があっという間に耐えられなくなりそうになっているのに気付く。