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戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉

第32章 八ノ宮大君の巻―佐助ノ君と幸村ノ宮-あとがき


『八ノ宮大君』をお読みいただき、ありがとうございました。

自分の生まれがひっかかって、なかなか手を出さない薫に、大君は中君と一緒になって欲しいと望みます。しかし、中君は匂ノ宮との仲となり、結果大君は精神的に迷い、薫に看取られる人となります。

二人の歯がゆい姿に、読んでるほうはいらいら。
薫よ、早く押し倒せ、モノにしろ!と思うのであり、ですからこちらのお話しでは大君は死なず、都へ行くお話しとなりました。

当初、薫は幸村、匂ノ宮は佐助と逆の配役を決めていました。薫の性格からして逆のほうがしっくりくるな、と配役変更となりました。
また空から秀吉源氏が話しを進めるというパターンもありませんでした。

とにかく序盤がえらく長い、この宇治十帖。
実は書き手が違うという説もあるのです。
かなり話しを削りつつ、それでも序盤が本当に長いものとなりました。
ラストは一気に仲が進んで良い方向へ、というものに出来て良かったです。

という事で、次は中君と匂ノ宮のお話しへ進みます。
配役は変わってしまうと思います。
どなたかご希望があれば承ります、とお伝えしますが、まぁ同様な事を書いて、誰からも来た事はないので、配役を決めて進めて参ろうと思います。

それではまた次のお話しもお読みいただけると幸いです。

H30/12/08
あやは拝

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H30/12/22
part1~part5、part6~part10をひとつの章にまとめました
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