戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第31章 八ノ宮大君の巻―佐助ノ君・幸村ノ宮-<R18>
佐助は舞の細すぎる小さなからだをそっと横たえる。
舞の表情は明らかに怯えているのを、佐助は額や頬に口付けて囁く。
「大丈夫、俺を信じて。俺のものになって、舞さん」
そして、きゅっと結ばれて冷えた唇へ佐助は自分の唇を押し当てる。
柔らかい感触を楽しむように、何度も何度も唇を押し当てると、舞からかすかに吐息が漏れてくる。
佐助はその吐息を逃さずそのまま舌で口をこじ開け、舌を舞の口内へ差し込み歯茎をなぞりあげる。
唇を離して舞の顔を見ると、潤ませた瞳が扇情的に佐助を見上げていた。
「可愛い…舞さん」
佐助は小さく笑みを浮かべると唇を舞の首筋に押し当て、そのまま唇を下へずらしつつ同時に舞の下袴の紐を解くと、舞のからだが少し硬直するのに気付く。
「大丈夫、俺を信じて。可愛い…俺の舞さん…」
紐を解くと全ての衣装の袷が開き、白い肌が覗く。
舞は初めてここで「いや…」と小さく声を発した。
「嫌…?どうしたの?」
佐助が舞の肩口へ手を差し込み、片側の衣装を引きおろすように肩を露わにしながら問うと、舞はからだ全体を横へ向けようとした。
「…見ないで…恥ずか、しい…」