第3章 末摘花の巻―光秀中将－＜R18＞

悦びの声に、更に右の乳首を舌で舐めたり軽く噛んだり、舞の反応を見る。

「ん…あ…」

からだは十分反応し、薄桃色の乳首は固くとがらせている。

「からだは感じてるようだな」

「…はず、か、しい…」

光秀中将の言葉に、涙目で恥ずかしさを訴える舞。

そんな姿も、おとこには、愛らしい。

「舞姫は、男を煽る術を既にご存知のようだな」

そして、光秀中将の右手は、舞のふとももを撫でていく。

「…そんな、こと…あ…」

やっとの事で答える舞。

ふとももを撫で、ゆっくりゆっくりじらしながら、からだの中心へと指を這わしてゆく。

舞のここは、誰も受け入れていない、はず。

しかし、そこは誰かを待つのを知っていて、十分に熟れてひくついていた。

「ほう…ここはもう、俺を待っているようだな」

舞の知らない未知の場所に指を這わせて、からだの様子を見極める。

「…は…あ…っ」

小さくため息に似た喘ぎ声をそっと漏らす舞の声を、光秀中将は聞き逃さない。