戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第27章 六条御息所の巻―蘭丸中将-<R18>
「あっ、あっ、だめ、だめ、ああーっ」
中を締め付けられ、蕾は舌を押し当て、達する時の様子を蘭丸中将は冷静に見ていた。
「なんて美しいんだろう…女人が達する時の姿は…中将の君も真白の君も、その瞬間恍惚の表情を浮かべ、その姿は尊ささえ感じられるな…」
一方、蘭丸中将にまたがり熱を咥え、一人で腰を振る舞だが、蘭丸中将が下から突き上げる都度に嬌声をあげる。
「あああっ、奥っ、すごい…もっと、突いてぇ…」
自分で腰を振り、蘭丸中将の下からの突き上げに、舞も婀娜な表情を浮かべ、二人に続いて達しそうだと声を上げる。
「奥っ…良い…っ、もうだめ…だめ…あっ…あっ…だめ…」
下からの突き上げを激しくすると、ぐんと蘭丸中将の熱が締め付けられ脈打つのを感じ、そして舞の乳房がふるふると激しく揺れ、からだ全身を震わせ達した事を示し、その締め付けに蘭丸中将も自分を放つ。
「ああ…舞様…すごい…良い…俺も…良いよね…」
「あん…あん…っ…」
舞も達したものの喘ぐ声は止まらず、蘭丸中将の欲を飲み込みながら、艶めいた声でしばらく悶える。
四人で愛し合い、愛液でぐちゃぐちゃになった御帳台の中で、脱いだ衣装を掛け合い、静かに横になり、女人達は愛の疲れですぐ寝息が聞こえてくる。
しかしながら蘭丸中将は、もう一度この四人で交歓したくて、一休みしたら暁の鳥の鳴き声を聞く前に三人を襲って愉しむつもりなのだ。
「狙った女人ともう一度は当たり前でしょ、俺は光源氏なんだから」