戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第27章 六条御息所の巻―蘭丸中将-<R18>
舞は蘭丸中将のまたしても久し振りに受けるおとこからの愛撫に、からだが蕩けていくのを、頭では拒否しつつも流されていた。
「ああ…そんな、こと…」
「もっと、して欲しい…?ほら、こんなに蜜をたらして…厭らしい人だな…でも綺麗だ…舞様…」
蘭丸中将は舞の蕾に触れ、ずっと快感を与え続けている事で、悶える舞はからだをびくびくと絶頂へのぼろうとしていた。
ところが、蘭丸中将はそこで手を離す。
あとちょっとで快楽の高みへ昇り詰めるところだった舞は、大きくため息をついて蘭丸中将を睨む。
「ど…して…止める、の…止め、ないで…」
「もっと欲しいなら、俺も少し気持ち良くして欲しいな」
可愛い笑顔が妖しげな色を湛え、蘭丸中将は横になるが、中心の屹立したものが顔に似合わず猛々しく強調している。
舞は一瞬たじろぐが、それでも観念したように蘭丸中将の足の間へ移動し、屹立した熱をそっと右手で握り、ゆっくりと上下に動かした。
「あ…舞様…良い…っ」
蘭丸中将の甘い声に、中将の君と、後ろから中将の君の乳房を揉んでいた真白の君が気付き、二人で横たわる蘭丸中将の左右に移動する。
「御方様の技を見せていただきますわ」