戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第25章 藤壺の巻―佐助中将-<R18>
舞に挿し込んだ熱で、佐助中将は腰を穿ち続ける。
必死に歯を食いしばる舞からは、密やかな吐息が漏れるのみで、二人の間には接している部分の厭らしい水音が響く。
佐助中将には、舞が絶頂に昇るのを拒否するかのように、涙を浮かべている様子を目にする。
だから、佐助中将は益々狂おしく舞のからだを凌辱するようにまさぐり、堪能する。
からだは正直だ。
やがて、舞が佐助中将の動きと違う動きをし、佐助中将は舞を絶頂へ追い込んだ事に気付く。
「舞さん、俺を締め付けて。俺も舞さんが欲しい」
佐助中将の切ない声に、舞はとうとう喘ぎ声を漏らし、一瞬自分の感情を表す。
「ああ…っ、うん…佐助、くん…良いよ…私を、あげる…」
途端、舞の中で締め付けが起き、佐助中将の熱がきつく締め付けられ、佐助中将自身も自分の欲を舞の中へ放つ。
「舞さん、きみは本当は俺の事が好きだろう?隠したって駄目だ。
俺はわかるよ、舞さんの心は俺に傾いているけれど、父帝に遠慮しているって」
佐助中将は苦しそうな表情で舞に言うと、舞はうつむいて囁くように言った。
「お願い…それ以上は…もう、言わないで…私には…何も、言えないの…」