戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第21章 明石の巻―謙信中将-<R18>
しばらくして、謙信中将から参る、と文が届き、謙信中将が都の水で更に磨かれた美男ぶりを振りまいて、大堰の舞に会いに来た。
二人になると、すぐ謙信中将は舞を抱き締め、時が惜しいとばかりに求める。
「舞に早く会いたかった…一人こどもを産んだとは思えぬ程、美しい…」
謙信中将は、舞に口付けをしながら、下袴の紐を解き、からだを晒す。
舞は顔中に受けた口付けが、だんだんと下に下がっていき、片方の乳房に謙信中将の唇が触れた時、久し振りに受ける男の愛撫にからだが素直に反応する。
「ほう…すぐ、硬くなって…俺を待っていたとみえる…」
謙信中将の声が意地悪く、でも甘さを含んで舞の耳に届く。
「そんな事…おっしゃらないで…くださいませ…」
舞は恥ずかしそうにそっと言うが、謙信中将はむしろそれを聞いて加虐的になる。
「そうか、もっと言って欲しいか…こちら側もこんなにしおって…」
もう片方の乳首をきゅっと摘まれ、舞は喘ぐ。
「あ、あぁ…謙信、様…」
謙信中将の唇は、舞の乳首を吸ったり舐めたり、舌でころがしたりと執拗に愛撫をし、反対側は指で摘まんだり、乳房全体を揉んだり、と、こちらも愛撫を止めなかった。
「…ここはどうだ?」
そして、謙信中将は、舞の中心に指を這わし、厭らしい水音がするのを確認し、言葉で攻め立てる。