戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第13章 葵の巻―光秀中将-<R18>
「その…」
口ごもる私に、光秀様は瞳の奥に灯った熱の色を消さず、私を無言で見つめる。
「あの…きもち、いい、です…」
何か言わなくちゃ、と出た言葉がこれだった。
一瞬目を大きく見開いた光秀様は、くくっと笑いながら私をぎゅっと抱き締める。
「ああ…おまえは本当に可愛いぞ…そのように正直に言うんだ…」
私を抱き締めて、顔中に口付けを落とされる光秀様。
私、何か、おかしい事言ったのかしら?
一度離れた乳房への愛撫がまた始まり、それは先程より激しい扱いになり、私はからだの中心に熱が集まっていくのを感じる。
「みつ、ひで、さま…へん、です…」
「どうした?」
「からだ、の…中心が…あつい、です…」
「…そうか」
光秀様の右手が私の、熱を帯びたところへ這う。
「そ、そんなところ、さわっちゃ、ああ…っ」
ぞわぞわと全身が総毛立つ。
でもこれは悦びなの。
触れられたところが…恥ずかしいくらい、気持ち良い…もっと触れて欲しい…