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片思い

第2章 席替え と はじまり



裕貴「ねね、なんかキャラ言ったら描いてくれたりする?」

『え...良いけど...。描けるか分からないよ??見ながらとかじゃないと...』

裕貴「じゃあとりあえず言うわ!」

『わ、わかった。あ、じゃあ裕貴くんも描いてきてよ!』

裕貴「えぇ、俺も??...うーん。描けないかもだけど挑戦はするよ」

『おけ!!』

裕貴「じゃあね...モン〇トのルシ〇ァーってキャラがいるんだけど、それ描いてくれない??俺、めっちゃ好きなキャラなんだよね」

『えっと...。わからないキャラだけど頑張ってみるよ!』




何だかんだで放課後かぁ

ほんと、この席で良かったかも...!
裕貴とお話するのすごく楽しいし!
めっちゃ褒めてくれるから少し恥ずかしくなるけど((汗


香菜「優〜!なんか、今の席楽しそうじゃん((ニヤニヤ」

『えっ!そんなこと.....ないけど...((汗』


なんか、嫌な予感...。
こうゆーときは必ず話を降ってくる。
はぁ、2年生で最後と思ったのに、まさか3年生まで同じクラスになるとは...。


香菜「いや、あるでしょお〜!」

『ほんとにないって!それより香菜も楽しそうじゃん遥くんとよくお話してるし』

香菜「ん〜、結構楽しいよ!」


そーですよね(笑)
香菜は男の子とお話するのが楽しいんだから(笑)


香菜「それよりさ!聞いてよ!彼氏と別れた((泣」


まぁ〜た、この話か...
今年度で何回目だよ...


『マジか、んで、今回はどうして別れたの?』

香菜「人のLINEを勝手に開くから...私がキレて別れた。」

『あぁ...なるほど((呆』


指紋認証させてるのが悪い気がするけど...。
まぁ、そうなるとは思ってましたよ...


香菜「あ、あと、今テスト週間じゃん?下野と遥くんと勉強会するって話なんだけど優も来る?てか、来なよ!」

『あー、はい。了解です』


まぁ、家いても一緒だし、下野がいるならいいか。
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