第10章 子供と始とSix Gravity。(前編)
ツキノ寮の前まで来て周りを確認する。
「大丈夫、そうだな。」
『ですね!』
ホッと一息いれたのも束の間。
「ママ!!」
『えっ?/は?』
小さな可愛らしい女の子がこちらへ走ってくる。
『えっ、えっ?ま、ママって…?』
「やっぱりママは死んでなんかなかったんだ!」
「…隠しg(((『違います!!』…だよな?」
よくわからないが女の子は私を母親と勘違いして抱き付いてきたようだ。
『ま、迷子ですかね…?』
「さあな?どのみち放っておくわけにはいかないだろう。」
とりあえず寮のエントランスまで連れていきソファーに座らせるとそっと聞いてみる。
『お嬢さんお名前は?』
「?アカリだよ!ママが付けてくれた名前でしょ?」
『えっと…ごめんね?私は、貴女のお母さんじゃないの…。』
そう告げると少女はポカンとした顔をしてこちらを見る。