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ツキノヒメ。

第9章 歌詠鳥が啼く頃に。(春ルート)




【春side】


流那ちゃんが目覚める前、俺の名前を呼んだ。


あまりにも意外で少しだけ驚いたけど、なんか少しだけ嬉しかった。


そういえば流那ちゃんってあの子に似てるんだよな…。


名前も一緒だしまさかとは思うけどね。


あの子はもう少しお淑やかだったような気がするし、流那ちゃんのように勇敢というか男勝り?な感じじゃなかった気がするし。


でももし、何らかの事情があってこんな風に変わっていたのだとしたら…それも少し気になるけど。


意識が戻った流那ちゃんになぜか笑われて結局お説教風味になって落ち着いたら二人で寮に帰ったんだけどやっぱり始には俺も怒られたよね。


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