第1章 ヒメが生まれた日。
さらに三日後のこと。
昨晩に荷造りを終えた私は実家を出て、ツキノ寮というマンションのような寮に来ていた。
今日始めてSix GravityやProcellarumのメンバーに顔合わせすることになる。
そちらの方にも事前に話を通してあるらしいので突然パニックになったりはしないと思う……とは言われているが果たして……。
とりあえずエントランスで手続きを済ましていると突然後ろから声をかけられた。
「こんにちは、僕たちのお姫様?」
後ろを振り向くとProcellarumの白き魔王様こと霜月隼がこちらをみて微笑んでいた。
私は隼さんの方へ向き直り深々と頭を下げる。
『初めまして!本日からこちらでお世話になります!月原 流那と言います!
よろしくお願いします。』
「おやおや、これはご丁寧にどうもありがとう。
初めまして、僕は霜月 隼。
Procellarumの白き魔王様だよ♪
これからよろしくね?お姫様。」
手を差し出され、その手を笑顔で握手をかわす。
そのあとは、そのまま流れで隼さんに共同ルームへ案内してもらった。