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ツキノヒメ。

第9章 歌詠鳥が啼く頃に。(春ルート)




春さんの演じる役は私の役の子が片想いをしている先輩で真嶋結弦と言う。


読書が好きで、頭がいいけど人付き合いが苦手。


あることがきっかけで私の役の子には心を開いてる。


そんな役。


私の方は物静かで引っ込み思案であまり友達ができないけど先輩に恋をして変われたと言う設定。


今から撮る1シーンは木陰で読書をする先輩の方へ走っていくだけのシーン。


そう、まさかあんなアクシデントが起こるなんて誰も予想していなかったのだ。


『結弦先輩!!』


遠くから私が走ってくる。


「ん?あぁ、楓ちゃん。」


春さん(結弦先輩)がこっちに気がついて本を閉じる。


あとは、春さんの元へと辿り着くだけ。


だと思ってた。


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