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ツキノヒメ。

第8章 雨音とぬくもり。(涙ルート)




収録スタジオにて。


涙の収録の方が先だったため、私は涙の収録を少し聞いていた。


綺麗な柔らかい歌声、なのに曲はロックだから意外だ。


それでも涙らしさが出ていてとても好きだった。


そしてあっという間に自分も収録時間になりスタジオを移動する。


今日の担当マネージャーの黒月さんにスタジオまで連れていってもらいプロデューサーと軽い打ち合わせと最終確認をしてもらったあと、ブースに入った。


約4takeが終わり休憩に入ると収録が終わった涙とばったりあった。


「流那、お疲れさま。」


『涙!収録終わったの?』


「うん、あとは流那が終わるの待つだけ。」


『そっかー待たせちゃってごめんね?』


「ううん、大丈夫。
元々時間が少し違ったし。」


『まあそうだけど。』


そのあとも紅茶を片手に涙と雑談して休憩を過ごす。


そんな癒しの一時のおかげで余裕ができた私はこのあとの収録も頑張れた。


そういえば収録後の涙はなぜか私にすごくなつく?と言うのだろうか?なにか気に入るような事があったのかやたらと甘えてきた。


なんでだろ?

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