第7章 撮影会とお姫様。(Six Gravity編)
「どうしたお姫様?さっきまでのクールな表情が崩れてるぞ?」
『始さん…。
ごめんなさい…私…。』
「流那、いいかよく聞け?
俺たちはアイドルだ。
いつどんなときでもそれらしい対応をしなければならない。
わかるな?」
『はい…。』
「たった少しのミスでそんなに落ち込んでいたら後先持たないぞ。
もっと自信をもて、お前はよくやってる。
現に俺らの前にはプロセラとの撮影もあって立て続けにお前は撮影が続いている。
疲れもあるしずっと気を張っていることは難しいだろう。」
『始さん…。』
「だから一旦少しだけ気を緩めろ。
肩の力を抜け。
いいな?」
『はい、やってみます。』
「よし、じゃあ少し深呼吸をしろ。
ほら、吸って。」
すぅ…。
「ゆっくり吐け。」
ふぅ…。
「どうだ?落ち着いたか?」
と、背中を擦ってくれる始さん。
『はい!お陰様で、ちょっと余裕ができてきました。』
「よし、それじゃあ俺との撮影を終わらせて春との撮影もサッと終わらせよう。」
『ありがとうございます、始さん。』
「どういたしまして、お姫様。」
ぽんぽんと頭を撫でられ、落ち着いたところで撮影を開始。
私の素足を手に取り爪先へ口付けるかのようなそんな構図。
始さんとの撮影は、私が落ち着いていたのと始さんの慣れのお陰でスムーズに撮影が進みなんとか無事に終わることができた。